この記事の結論
- ヒートショックとは、暖かい部屋と寒い脱衣所・浴室、そして熱い湯という温度差で血圧が急に上がって下がり、失神や心筋梗塞・脳卒中を起こすことです。浴槽の中で意識を失うと、そのまま溺れます。
- 65歳以上の、家の浴槽での溺死は年間約6,000人(2023年)。同じ年齢層の交通事故死の約3倍です。病死を含めた入浴中の死亡は年間約1万9,000人と推計されています。発生は11月から増え、12月・1月がピークです。
- 原因は家の寒さです。国土交通省の全国調査で、冬の脱衣所の平均室温は12.8℃。WHOが勧める18℃に5℃以上足りません。大阪の1月の最低気温は平年で3.0℃です。
- 今夜からできることは6つ(消費者庁)。脱衣所と浴室を暖める、湯温41℃以下・10分まで、急に立ち上がらない、食後すぐ・飲酒後は入らない、睡眠薬の後は入らない、入る前に家族に声をかける。
- 工事で直すなら、脱衣所暖房機(5万〜10万円)と浴室暖房乾燥機(5万〜15万円)から。半日で終わり、その日の夜から使えます。浴室の内窓、床と壁、ユニットバスへの入れ替え(80万〜150万円)と、予算に応じて5段階あります。
「うちのお風呂、冬は寒くて」。そう言いながら、何十年も同じ浴室を使っておられる方がほとんどです。タイル張りの壁、1枚ガラスの窓、暖房のない脱衣所。大阪の古い戸建てでは、ごく普通の浴室です。
ですが、浴室が寒いというのは、我慢の問題ではなく、事故の前触れです。冬に家の中で亡くなる高齢者の事故で、いちばん多いのが浴槽での溺死で、その原因の多くが温度差による血圧の乱れ、いわゆるヒートショックです。この記事では、何が体に起きているのか、どれくらいの数の事故が起きているのか、今夜からできること、そして工事で根本から直す方法と費用をまとめました。ご自身の家にも、離れて暮らすご両親の家にも、当てはめて読んでください。
目次
ヒートショックとは——浴室で体に何が起きているか
ヒートショックとは、急な温度の変化で血圧が大きく上下し、体に負担がかかることです。冬の入浴では、次の順番で起きます。
- 暖かい居間(20℃前後)から、寒い脱衣所(10℃前後)へ移動して服を脱ぐ。体が冷えて血管が縮み、血圧が急に上がります。
- 寒い浴室で、熱い湯(42℃前後)につかる。今度は血管が一気に広がり、血圧が急に下がります。
- 血圧が下がりすぎて、脳に血が足りなくなり、意識が薄れます。浴槽の中でこれが起きると、頭が湯に沈んで溺れます。
血圧の上がり下がりが大きいときには、心筋梗塞や脳卒中を起こすこともあります。持病がなくても、前兆がなくても起きる、と消費者庁は注意を呼びかけています。
年齢が関係するのは、血圧を調整する力が弱くなるからです。国土交通省の調査では、室温が20℃から10℃に下がったとき、30歳の男性の血圧は3.8mmHg上がるのに対して、80歳の男性では10.2mmHg上がります。同じ寒さでも、年をとるほど体への負担は3倍近くになります。
交通事故死の約3倍——事故の数字と、起きる時期
数字で見ると、この事故の大きさが分かります。
| 項目 | 人数 | 出典 |
|---|---|---|
| 65歳以上の、家や居住施設の浴槽での溺死(2019年) | 4,900人(10年で約1.5倍) | 消費者庁 2020年11月 |
| 高齢者の、自宅などの浴槽での溺死(2023年) | 約6,000人 | 厚生労働省 人口動態統計 |
| 高齢者の交通事故死(2023年) | 約2,100人 | 警察庁 |
| 入浴中の死亡の推計(病死を含む・全年齢) | 年間約1万9,000人 | 厚生労働省の研究班の推計(消費者庁が引用) |
溺死として数えられるのは、浴槽で亡くなった方のうち、溺れたことが死因になった方だけです。心筋梗塞や脳卒中で亡くなった方は病死として別に数えられるので、入浴中に亡くなった方の全体は、救急搬送の記録からの推計で年間約1万9,000人とされています。交通事故の死者は2025年に2,547人(全年齢)ですから、桁が違います。
起きる時期もはっきりしています。11月から増え始め、12月と1月がピーク。外気温が下がり、脱衣所と浴室が冷え、湯の温度を上げたくなる時期です。
大阪の家の脱衣所は、何℃か
「大阪は暖かいから」と思われがちですが、気象庁の平年値で大阪の1月は日最低気温3.0℃、12月でも5.3℃です。夜にお風呂に入る時間帯の外気温は、5℃前後と考えてください。
国土交通省が全国約2,000軒で冬の室温を実測した調査では、脱衣所の平均室温は12.8℃、居間は16.8℃でした。WHO(世界保健機関)は、健康のために冬の室温を18℃以上に保つことを勧めています。日本の脱衣所は、そこから5℃以上足りません。暖房のない脱衣所に、1枚ガラスの窓とタイル張りの浴室がつながっている大阪の古い戸建ては、この平均より寒いことが多いです。
浴室が寒い家の危険サイン(セルフチェック)
ご自宅、またはご両親の家に当てはまるものにチェックを入れてみてください。
浴室の寒さセルフチェック
押すと、この下の相談フォームにチェック内容が下書きとして入ります。お名前・お電話番号は不要です。
温度計を脱衣所に1つ置いてください。入浴前の脱衣所が15℃を下回るなら、暖房が要る家です。居間との差が10℃近くあるなら、今夜から居間の暖房を少し下げ、脱衣所を暖めることから始めてください。
お電話(090-8536-9397・9:00-19:00 年中無休)でご相談ください。
今夜からできる6つのこと(消費者庁)
工事をする前に、今夜からできることがあります。消費者庁が高齢者の入浴事故を防ぐために呼びかけている6つです。
- 入浴前に、脱衣所と浴室を暖める。脱衣所は暖房器具で、浴室は湯張りのときにふたを開けておく、シャワーで壁に湯をかける、など。ただし脱衣所で暖房器具を使うときは、火事ややけどに気を付けてください
- 湯温は41℃以下、湯につかる時間は10分までを目安に。42℃以上の湯は血圧の振れを大きくします
- 浴槽から急に立ち上がらない。急に立つと脳への血が足りなくなり、立ちくらみで倒れます。手すりがあれば、つかんでゆっくり
- 食後すぐと、アルコールが抜けていないときは入らない。どちらも血圧が下がっている状態です
- 精神安定剤・睡眠薬を飲んだあとは入らない。意識が薄れやすくなります
- 入る前に、同居の家族に一声かける。長いと感じたら見に行ってもらう。一人暮らしなら、入浴の時間を決めて家族に電話で伝える方法もあります
ひとつ付け加えるなら、一番風呂をご高齢の方にしないことです。浴室がいちばん冷え切っている状態で入ることになります。先に誰かが入って浴室が温まってからのほうが、温度差は小さくなります。
これらは費用がかからず、今夜からできます。ただ、毎晩、家族全員が守り続けるのは難しいのも事実です。だから、家そのものを直して「気を付けなくても安全な浴室」にするのが、工事の意味です。
工事で直す5つの方法と費用
浴室の寒さを工事で直す方法は、効果の出方と費用で5段階あります。上から順に安く、下へ行くほど根本的です。
| 工事 | 費用の目安 | 工期 | 何が変わるか |
|---|---|---|---|
| ① 脱衣所暖房機(壁掛け) | 5万〜10万円程度 | 半日 | 服を脱ぐ場所の温度差をなくす。タイマーで入浴前に自動で暖まる。床に物がないので転倒・火災のリスクが小さい |
| ② 浴室暖房乾燥機 | 5万〜15万円程度(電気式・換気扇からの交換) 10万〜20万円程度(ガス式) | 半日 | 浴室そのものを入浴前に暖める。雨の日の洗濯物も乾く。換気扇があれば配線とダクトを使って後付けできる |
| ③ 浴室の窓の断熱 | 内窓 5万〜10万円程度 窓の交換 10万〜20万円程度 | 1〜2時間〜半日 | 浴室で熱が逃げる最大の場所をふさぐ。暖房機の効きが変わる。結露も減る |
| ④ 床と壁の断熱 | 床に断熱シートを貼る 5万〜15万円程度 壁にパネルを張る 20万〜40万円程度 | 1〜3日 | タイルの冷たさがなくなる。足の裏から奪われる熱が減る。タイルの目地のカビ掃除からも解放される |
| ⑤ 在来浴室からユニットバスへ入れ替え | 80万〜150万円程度 | 4〜7日 | 断熱材の入った壁・天井・床、高断熱浴槽、暖房乾燥機、低い浴槽、手すりまで一度に。寒さと転倒を同時に解決 |
目安は大阪の戸建てで、2026年時点の当社の価格帯です。建物の状態や製品で変わります。転倒防止の手すりは1本3万円〜、浴室の手すり・すのこなど部分的な対応で3万〜15万円程度です。
①② 暖房機——今年の冬に間に合う、いちばん早い対策
ヒートショックの対策として、効果と費用のバランスがいちばん良いのが、脱衣所暖房機と浴室暖房乾燥機のセットです。合わせて10万〜25万円程度、工事は1日で終わり、その日の夜から使えます。
脱衣所の暖房は、置き型のヒーターでも効果があります。ただ、ご高齢の方だけで暮らす家では、壁掛けの脱衣室暖房機をおすすめしています。理由は3つ。床に物がないので足を引っかけない、脱いだ服やタオルが触れて燃える心配が少ない、そしてタイマーで入浴の30分前に自動で暖まるので「付け忘れ」がないからです。
浴室暖房乾燥機は、天井の換気扇を置き換える形で後付けします。換気扇の配線とダクトがそのまま使えるので、工事は半日です。電気式は本体が安く工事も簡単、ガス式は温まりが早い代わりにガス配管が必要です。
③④ 窓・床・壁——在来のタイル浴室は、暖房機だけでは効きにくい
ひとつ正直にお伝えしたいのは、タイル張りの在来浴室は、暖房機を付けても思ったほど暖まらないことがあるということです。壁の裏に断熱材がなく、1枚ガラスの窓から熱が逃げ、タイルが体の熱を奪うからです。
そこで、暖房機と一緒に窓を直します。浴室の窓は小さいので、内窓なら5万〜10万円程度、1〜2時間で付きます。これだけで浴室の体感は変わります。床には、既存のタイルの上に貼る浴室用の断熱シートがあり、足の裏の「ひやっ」がなくなります。壁には、タイルの上から張る浴室用のパネルがあります。当社の施工事例にある東大阪市のタイル浴室の壁パネル張替えは、この工事です。タイルを割らずに済むので、工期も費用も入れ替えより小さくなります。
⑤ ユニットバス——寒さと転倒を、一度に解決する
浴室をまるごとユニットバスに入れ替えると、壁・天井・床に断熱材が入り、浴槽は湯が冷めにくい高断熱浴槽になり、暖房乾燥機も標準で付きます。浴槽をまたぐ高さも低くなり、手すりも付けられます。「寒い」と「転びそう」の両方が気になっているなら、入れ替えがいちばん確実です。
費用は80万〜150万円程度、工期は解体を含めて4〜7日で、その間はお風呂が使えません。今年の冬に間に合わせるなら①②を先に付け、入れ替えは春以降に落ち着いて計画する、という進め方で構いません。浴室の段差や手すりなど転倒の対策は家のバリアフリーはどこから直すかにまとめています。
予算別・どれから手を付けるか
| 予算 | おすすめの組み合わせ | 工期 |
|---|---|---|
| 〜10万円 | 脱衣所暖房機+温度計。今夜からの6つの習慣と合わせる | 半日 |
| 10万〜30万円 | 脱衣所暖房機+浴室暖房乾燥機+浴室の内窓。必要なら手すり1〜2本 | 1日 |
| 30万〜60万円 | 上に加えて、床の断熱シートと壁のパネル。在来浴室のまま、寒さをほぼ解決 | 2〜4日 |
| 80万円〜 | ユニットバスへの入れ替え。寒さ・転倒・掃除のしやすさを一度に | 4〜7日 |
迷われたら、「今年の冬」を基準に決めてください。11月中のご相談なら、暖房機と内窓は12月の冷え込みに間に合います。ユニットバスへの入れ替えは製品の納期と工期で1〜2か月見ておく必要があるので、年明けか春の工事になります。
使える補助金——使えるものと、使えないもの
浴室の寒さ対策には、使える補助と使えない補助があります。先に線引きをお伝えします。
| 工事 | 補助 |
|---|---|
| 手すりの取り付け・段差の解消 | 使えます。要支援・要介護の認定を受けている方がいれば、介護保険の住宅改修費(上限20万円・原則1割負担)。大阪市には上乗せの給付もあります。着工前の申請が必須です |
| 浴室の窓の内窓・交換 | 使えますが、単独では届きません。先進的窓リノベ2026事業の対象ですが、補助額の合計が5万円以上という条件があり、浴室の小窓1か所では足りません。居間や寝室の窓と一緒に申請する形にします。申請予約は2026年11月16日まで |
| 浴室暖房乾燥機・高断熱浴槽 | 条件付きで使えます。国のみらいエコ住宅2026事業で、居間など居室の窓の断熱を必ず含めたうえで、加算のメニューとして対象になります。浴室の工事だけでは対象外です |
| 脱衣所暖房機・床のシート・壁のパネル | 国の補助はありません。自費の工事です(介護保険の住宅改修で、滑りにくい床材への変更は対象になることがあります) |
つまり、浴室の寒さ対策だけで補助金をあてにするのは難しいのが実情です。一方で、「どうせなら居間と寝室の窓も」と家の寒さ全体を直すなら、窓の補助(1戸あたり上限100万円、大阪市の上乗せ3分の1・上限10万円)が大きく効きます。家全体の寒さと窓の補助金については冬に家が寒いのは窓が原因に、制度の一覧は大阪のリフォーム補助金【2026年版】にまとめました。
補助の対象になるかは工事の組み方で変わります。契約の前の段階でご相談ください。制度の最終的な判断は、各制度の窓口が行います。
離れて暮らす親の家の場合
この記事を読んでおられる方の多くは、ご自身の家ではなく、離れて暮らすご両親の家を心配されているのではないかと思います。実際、当社への浴室のご相談は、お子さんからのものが半分以上です。
進め方は、こうしています。
- 帰省したときに、脱衣所と浴室の写真を撮る。窓・床・壁・天井の換気扇・浴槽のまたぎの高さ。それと、入浴前の脱衣所の温度計の数字
- 写真を送っていただく。この記事のフォームから、お名前も電話番号もなしで送れます。考えられる工事と費用の目安をメールでお返しします
- ご両親とご相談いただく。「寒いのは我慢できる」とおっしゃる方には、事故の数字をお見せください。工事の日はお子さんが立ち会えなくても大丈夫です
- 現地調査(無料)。大阪府内・関西圏にお伺いします。ご本人だけがお住まいの家にもお伺いし、段取りはお電話でお子さんと共有します
脱衣所暖房機と浴室暖房乾燥機なら、ご相談から工事まで2〜3週間、工事は1日です。年末に帰省したとき、暖かい脱衣所になっている、という進め方が間に合います。
よくある質問
ヒートショックは、持病のない健康な人でも起きますか?
起きます。消費者庁は「入浴中の事故は、持病がない場合、前兆がない場合でも発生するおそれがあります」と注意を呼びかけています。原因は病気ではなく温度差です。暖かい居間から寒い脱衣所で服を脱ぎ、熱い湯に入る。この数分のあいだに血圧が急に上がって下がり、浴槽の中で意識が薄れます。年齢が上がるほど血圧の振れ幅が大きくなるので、65歳以上、とくに75歳以上の方は注意が必要です。
脱衣所に電気ストーブを置くだけでは、だめですか?
置かないよりずっと良いです。消費者庁の対策の1番目は「入浴前に脱衣所や浴室を暖める」ことで、置き型の暖房器具でも脱衣所の温度差は縮まります。ただし消費者庁は同時に、脱衣所で暖房器具を使うときは火事ややけどに気を付けるよう呼びかけています。狭い脱衣所で脱いだ服やタオルが触れやすく、濡れた手で触ることもあるからです。壁掛けの脱衣室暖房機(工事込み5万〜10万円程度)は、床に物がなく、タイマーで入浴前に自動で暖められるので、ご高齢の方だけで暮らす家にはこちらをおすすめしています。
浴室暖房乾燥機は、今の浴室に後付けできますか?
浴室に換気扇があれば、ほとんどの場合できます。換気扇の配線とダクトを使って、天井の換気扇を暖房乾燥機に置き換える工事で、電気式なら本体と工事で5万〜15万円程度、半日で終わります。ガス式は温まりが早い反面、ガス配管が必要で10万〜20万円程度です。ただしタイル張りの在来浴室は壁と窓から熱が逃げるので、暖房機だけでは効きが弱いことがあります。その場合は窓の内窓や壁のパネルと組み合わせます。
ユニットバスへの入れ替えと、暖房機の取り付け、どちらが先ですか?
予算と時期で決めます。今年の冬に間に合わせるなら、脱衣所暖房機と浴室暖房乾燥機(合わせて10万〜25万円程度)を先に付けてください。半日〜1日で終わり、その日の夜から使えます。在来のタイル浴室をユニットバスに入れ替える工事は80万〜150万円程度、4〜7日かかり、その間はお風呂に入れません。浴槽をまたぐ高さや滑りやすさも気になっているなら、ユニットバスへの入れ替えで寒さと転倒の両方が解決しますので、来年に向けて計画する価値があります。
工事のあいだ、お風呂に入れない期間はどのくらいですか?
脱衣所暖房機と浴室暖房乾燥機の取り付けは半日で、当日の夜から入浴できます。浴室の窓に内窓を付ける工事は1〜2時間です。床のシート貼りや壁のパネル張りは1〜3日で、その間は入浴できません。ユニットバスへの入れ替えは解体を含めて4〜7日お風呂が使えないので、ご家族の家や銭湯を使っていただくことになります。通院やデイサービスの予定に合わせて日程を組みます。
浴室の寒さ対策に、補助金は使えますか?
工事によります。手すりの取り付けや段差の解消は、要支援・要介護の認定を受けている方がいれば介護保険の住宅改修費(上限20万円・原則1割負担)が使えます。浴室の窓の内窓は先進的窓リノベ2026事業の対象ですが、補助額が合計5万円以上という条件があるので、浴室の小窓1か所だけでは届かず、居間や寝室の窓と一緒に申請する形になります。浴室暖房乾燥機や高断熱浴槽は、国のみらいエコ住宅2026事業で居間などの窓の断熱と組み合わせた場合に加算の対象です。浴室の工事だけで国の補助を受けることはできません。
離れて暮らす親の家のことを、子どもが代わりに相談できますか?
できます。実際、ご相談の多くは離れて暮らすお子さんからです。帰省したときに脱衣所と浴室の写真(窓・床・壁・換気扇)を撮って送っていただければ、考えられる工事と費用の目安をメールでお返しします。現地調査は大阪府内・関西圏は無料で、ご本人だけがお住まいの家にもお伺いします。工事の日はお子さんが立ち会えなくても、事前にお電話で段取りを共有します。
「うちの浴室はどれが要るのか」の段階からご相談ください。脱衣所と浴室の写真を送っていただければ、暖房機で済む家か、窓や壁まで直したほうがいい家かをお伝えします。現地調査・お見積りは無料、大阪府内・関西圏へお伺いします。
090-8536-9397(9:00-19:00) 写真を送って無料相談参考にした公的機関の情報
- 消費者庁「みんなで知ろう、防ごう、高齢者の事故」 —— 入浴中の事故を防ぐ6つの呼びかけ、持病や前兆がなくても起きること、暖房器具の火事・やけどへの注意
- 消費者庁「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」(2020年11月19日・八千代市掲載の写し) —— 2019年の65歳以上の家・居住施設の浴槽での死亡者数4,900人、2008年の3,384人から約1.5倍
- 消費者庁「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」(2017年1月25日・横浜市掲載の写し) —— 入浴中の急死者数を年間約1万9,000人とする推計(厚生労働省の研究班)、発生は冬季に集中
- 厚生労働省「人口動態統計」 —— 2023年の不慮の溺死及び溺水、家庭の浴槽での溺死の内訳(高齢者約6,000人)
- 国土交通省「住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する調査の中間報告」 —— 室温低下による血圧上昇は高齢になるほど大きい。脱衣所12.8℃・居間16.8℃、室温10℃低下で30歳男性3.8mmHg・80歳男性10.2mmHg上昇の数値は同調査の中間報告資料による
- WHO「Housing and health guidelines」(2018年) —— 寒い季節の室温は18℃以上に保つことを勧告
- 気象庁「大阪 平年値(年・月ごとの値)」 —— 12月の日最低気温5.3℃、1月3.0℃
- 環境省「先進的窓リノベ2026事業」 —— 内窓設置が対象、補助額5万円以上、1戸あたり上限100万円、申請予約11月16日・交付申請12月31日まで
- 国土交通省「みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)」 —— 居室の開口部の断熱改修を必須とし、エコ住宅設備(高断熱浴槽など)・バリアフリー改修を組み合わせる仕組み
- 厚生労働省「介護保険における住宅改修」 —— 支給限度額20万円、手すり・段差解消・滑り防止の床材、事前申請